涙もろくなりました

節目になる歳の夕焼けと、スタッフからのサプライズケーキ

節目になる歳の夕焼けと、スタッフからのサプライズケーキ

先日の夕方、ふと窓の外を見ると、鱗雲が夕焼けに染まり、空が静かに輝いていました。
その美しさに、思わず手を止めてしまいました。
もしかしたら、同日に同じ空をご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんね。

家づくりという仕事をしていると、空の広がりや光の入り方には敏感になりますが、その時は少し違いました。
この空の下で、今まで私たちが建ててきた家々で、お客様がどんなふうに過ごしているのか――そんなことを、ふと想像してしまったのです。
リビングで家族と夕飯を囲んでいる人。
窓辺で読書をしている人。
子どもたちが庭で遊んでいる声。
そのすべてが、この空の下にあると思うと、胸がいっぱいになりました。

そんな感傷に浸っていたのは、さらに先日のこと。
その日、スタッフたちが妙に真面目な顔で「社長、ちょっと大事なお話が…」と声をかけてきました。
しかも場所はご飯屋さん。個室。静か。水だけ出てきます。
「え、まさか…大量退職？会社が買収された？それとも…私が何かしてしまったかしら？」と、頭の中で勝手に社内ドラマが始まりました。
緊張で喉も通らない中、突然店員さんがケーキを持って登場。
「お誕生日おめでとうございます！」とスタッフ全員が満面の笑み。
え、そういう話！？

普段は静かにパワフルに仕事をこなす彼らが、こっそり準備してくれていたことです。
安堵と感激が一気に押し寄せて、ろうそくの火を吹き消す前に、涙と笑いがこぼれてしまいました。

涙もろくなったのは、人生の味がしっかり染みてきたお年頃、きっと感動できる心が育ってきたから。
これからも、空の色に心を動かしながら、誰かの暮らしを想像し、そっと寄り添うような家づくりを続けていきたいと思います。
私たちはお客様の暮らしを思い描きながら、静かに、丁寧に、家をつくってきました。
これからもお客様と愛しいスタッフ達と一緒に、元気に穏やかに歳を重ねていくことが私の夢です。

こんなふうに、日々お客様の暮らしを思い描きながら、静かに家づくりを続けている私たちですが、 実は、無料相談会もやっています。

「家づくりって何から始めればいいの？」
「こんな暮らしがしたいけど、叶うかな？」
そんなふうに思っていらっしゃる方、ぜひ気軽にお越しください。
お茶でも飲みながら、ゆっくりお話ししましょう。
私たちが、お客様の暮らしの設計図を一緒に描くお手伝いができたら嬉しいです。

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