ようこそ、魅惑のタイルの世界へ
今日はタイル選定第一回目の日。
タイルの手触り、光の反射角度、貼った後の凹凸具合を確認しつつ、選定を進めていきます。
せっかくなので今回はタイルに関してお伝えしたいと思います。
ちなみに、私はタイル愛に溢れすぎていますので、以下は多少差し引いて受け取っていただければ幸いです。
タイルはデザインのバリエーションが豊富で、色や模様、質感に至るまで、とにかくデザインの多いこと、多いこと。。
さらにその組み合わせまで変えれば無限大のオリジナルなデザイン、きっと死ぬまでに全部を見ることはできないでしょう(嬉しい悲鳴)
また、タイルは焼き物ですので、質感や表面凸凹で光の反射具合が異なり、またその貼り方、貼る場所も天板、腰、壁、ちょっとしたアクセント・・・これまた表情が一つ一つ変わります。
これが私たちがタイル沼にはまる理由の一つです。
タイル事情についてもお話しますね。
タイルは海外のイメージがありますが、実は日本も負けておらず、岐阜県多治見市は日本有数の産地の1つです。
多治見市は奈良時代からやきものが作られ、受け継がれてきた1300年の歴史を持つ美濃焼の産地で、この伝統と技術が、今日のタイル製造にいかされているそうです。
また、モザイクタイルの生産も盛んで、全国シェアの8割を超えるモザイクタイルを製造しているだけでなく、海外輸出も盛んなようです。
これを知り、私の中でちょっとタイルのイメージというか、心構えが変わりました。
なんというか、クラスで人気ある男の子に陰ながら憧れていたのが、実は同じメーカーの納豆が好物だと知った時のような親近感。(ん、なんか違うような?)
またタイルは、デザイン性もさることながら、その機能性も秀逸です。
・高温や湿度の変化に強く、湿気やカビの発生を防ぐためキッチンやバスルームなどの水回りでの使用にも適している。
・傷や摩耗にも強く、日常的な使用でも劣化しにくい。
・タイルの表面は滑らかで汚れが付きにくいため、掃除が簡単。
・火を通しにくいため、防火性もあり、安全性が高い素材。
・多くの建材タイルは、リサイクル可能な素材を使用しており、環境負荷を低減することができる。つまり、エコ。
・耐久性が高いため長期的にはコストパフォーマンスに優れている。
あ、でも1つお断りしておかねばなりません。
焼き物ですので、トンカチなどで叩けば割れるときは割れます(きっぱり)!
そのヒビ割れも、私と一緒に年月を重ねてくれた相棒といいますか、アジといいますか、、、んもう、ヒビさえも愛しいんですよね~。
そんなタイル愛にあふれる僕らの家スタッフ陣が、お客様を魅惑のタイルの世界へ誘いますので、ご安心(諦めて)ください。
もちろん僕らの家では、国産だけでなく海外のタイルからも平等に選定しますよ、タイルに国境はありません!
真剣に選びます。
全体イメージと使用する建材を横に置きながら、色、質感、デザイン、またその組み合わせを検討します。
タイルだけを選んでもバランスを崩す場合がありますので、慎重に、、かつ大胆に!
イメージに合うタイルを集めてます。まだこれから続々とサンプルが届きます。
嗚呼、タイルに埋もれて眠りたいです。
この幸せな時間が末永く続きますように。。