たった数センチでギャラリーに変貌

つくづく、窓は景色を飾る額縁である、と思うのです。

設計士は家を建てる土地を見るとき、土地だけでなく、その土地の周囲の景色をぐるーーーーっと見渡します。
家の中からずっと見ていたいと思えるような景色を探しているのです。
そして、設計時にその景色をアートのように飾れる場所に窓を設置します。
しかも悔しいことに、スタッフが気づかなかったような絶妙なアングルで景色を切り取るのです。
そして、これまた絶妙な奥行ある窓を提案し、ギャラリーのように景色と光の陰影をくっきりと映えさせ、景色をさらに引き立てるのです。
できあがっていく家を見ていると、家の中だけでなく、外の景色も楽しめるというのは、とっても豊かな気分になるのだと感じます。
それは必ずしも、お庭でなくともよいのだと思います。

ちなみに、最近はスタッフも窓からの景色も意識して土地探しをしていますが、いまだに設計士さんには連敗記録を更新中なのが残念ですが。。。

ちょっと不思議な位置に、不思議に出っ張った窓が隣り合ってるとお気づきでしょうか。
実は、この部屋のコンセプトは「開放感ある外の景色を存分にとりこむこと」にして進行しました。
なのでコンセプトをもとにわざわざその位置に窓を設置し、窓枠の奥行きを通常よりもしっかり確保しています。
これは居室内からのギャラリー効果があり、景色を切り取ったように眺めることができるのです。

景色を邪魔しないで引き立てるよう、とってもすっきりした窓を採用しています。
よく見ていただくと、窓枠の奥行きが通常よりもしっかり確保されていて、無駄がなくシャープで、なんだかギャラリーの額縁みたいですよね。
光と影のコントラストも窓枠に映りこんで、それだけでもうっとりします。
たった数センチ、されど数センチのなせる業です。

TEL 0120.157.137
OPEN 10:00-19:00(水曜日除く)
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